花を生けながら、解説する講師の笹山安文さん=佐賀市天神のアバンセ

花を生けながら、解説する講師の笹山安文さん=佐賀市天神のアバンセ

作品のポイントなどを解説する講師の笹山安文さん=佐賀市のアバンセ

 華道家元池坊の巡回講座が25日、佐賀市のアバンセで開かれた。佐賀県内6支部のうち、4支部による合同開催で、池坊中央研修学院の講師笹山安文さんが花を生けながらポイントを解説した。

 池坊には「立花(りっか)」「生花(しょうか)」「自由花」の三つのスタイルがある。1~3種類の花材を使う生花には、伝統的な型を持つ「正風体(しょうふうたい)」と既成の型を持たない「新風体」がある。笹山さんは、花材を人に例え、「形はどうでもいい。二つ(二人)を合わせた時の雰囲気が、情景を思い起こさせるものが新風体」と説明した。

 最後は生け花単体ではなく、背景となる壁紙の柄を考慮した大作を手掛けた。終了後、参加者はステージに近づき、作品をスマートフォンで撮影していた。

 講座は華道家元池坊小城支部(梶原孝子支部長)が主管した。新型コロナウイルスの感染防止で例年よりも時間を短縮し、座席を空け、4支部の部員約150人が参加した。(宮﨑勝)

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