鳥山麻衣選手が得点をアシストして2-2の同点に追い付き、拍手をして喜ぶ高校時代のチームメートら=伊万里市の伊万里実業高校

 東京五輪ホッケー女子日本代表の初戦となった25日の中国戦に、伊万里市出身のFW鳥山麻衣選手(26)が出場した。チームは3-4で敗れたものの、持ち前のスタミナで駆け回り、得点機を演出した。地元で応援した人たちは「大舞台でもいつも通りのプレーができている。次は勝利を」と期待を寄せた。

 母校の伊万里実業高校では、元チームメートらが体育館の大型スクリーンで観戦した。先発で青色のフィールドに立つ鳥山選手が映し出されると、高校時代に一緒にFWを担った池田藍里さん(25)は感極まった。「この姿をずっと前から想像できていたけれど、実際に見ると胸がいっぱいになる」

 試合は格上の中国に先行を許す苦しい展開。鳥山選手のアシストで2-2に追い付く場面もあったが、あと一歩及ばなかった。恩師の近藤芳樹さん(61)は「しっかりスペースに走り込んで攻撃の起点になり、守備でもチームに貢献していた。この調子で次も頑張ってほしい」と話した。

 父博典さん(69)と母さとみさん(55)は西松浦郡有田町の自宅で試合を見守った。

 現地観戦ができなくなった両親に「たくさん(映像に)映るように頑張るから期待していて」と約束した通りの活躍を見せた。それでも「2度追い付いただけに悔しい」と博典さん。幼い頃から負けず嫌いだった娘は26日のニュージーランド戦で「得点を決めてくれる」と信じている。(青木宏文、古賀真理子)

このエントリーをはてなブックマークに追加