最終回に逆転を信じて応援する佐賀北高の応援団=佐賀市のさがみどりの森球場

 逆転を信じ、鼓舞し続けた300人を超す佐賀北高(佐賀市)の応援団。2年ぶりの「聖地」には届かなかったものの、粘り強い戦いをみせた選手たちを拍手でたたえた。

 団長を務める野球部3年の溝口晃生さんは「大きな声は出せないが、ワンプレーごとにそろった拍手で後押ししたい」と太鼓をたたき続けた。試合は四回に2点を許した後は粘りの守備で食らいついたが、攻撃でつながりを欠いた。

 2年前の甲子園で1年生ながら1番打者を担った中村一翔主将の父・佳孝さん(47)は「引っ張る立場になり、うまくいかない時期もあったと思う。ここまで連れてきてくれてありがとう」と涙を浮かべた。

 中村主将とともに当時甲子園でベンチ入りし、この日2失点の粘投を見せたエース荒谷紘匡選手の父・清文さん(57)は「今まで楽しませてくれて感謝しかない」と口にし、昨年、主将を務めた福岡市の大学生久保公佑さん(18)は「北高らしい粘りの野球を見せてくれた」と後輩をねぎらった。(松岡蒼大)

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