野田初好さん宅のトネリコに集まったたくさんのカブトムシ=白石町湯崎

トネリコの木に集まったたくさんのカブトムシと、それを見守る野田初好さん=白石町湯崎

 東京五輪より一足早く、白石町で連日、白熱したレスリング大会が繰り広げられている。ただし、“選手”はカブトムシ―。野田初好さん(78)の自宅の庭にある1本の木に、約50匹が集まっている。

 今月初旬、妻の雅子さん(76)がカブトムシが数匹いることに気づいた後、日に日に数が増えていった。初好さんによると、木はトネリコ。樹液をなめているとみられるが、根元から枝先まであちこちで取っ組み合いが行われ、辺りには亡きがらも。庭にある別のトネリコの木には全くおらず、初好さんは「植えて20年近くになるが、こんなことは初めて」と驚きながら見守っている。

 昆虫に詳しい佐賀県立宇宙科学館(武雄市)の喜多章仁さん(28)は、「樹液の出具合で集まったり、雌の匂いに反応して雄が寄ってきたりと、いろいろな要因が考えられる」と指摘する。

 初好さんはカブトムシをかわいがりつつも、「福岡にいる孫に見せたいが、コロナもあるし今年の盆は帰ってくるかどうか…」と、“密”を気にしない様子を恨めしげに見つめていた。(志垣直哉)

 ※佐賀新聞「こちら さがS編集局」(こちさが)への投稿をもとに取材しました。

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