協定を結んだBeautycleの藤村太郎社長(右)と松本茂幸市長=神埼市役所

 化粧品などの容器を製造する椿化工(埼玉県)の子会社で、プラスチック容器の再生事業を行うBeautycle(ビューティクル、東京都)は21日、神埼市と進出協定を結んだ。同市神埼町に工場を建設。自社製品の空き容器を回収し、洗浄、粉砕して樹脂にする循環型リサイクルシステムを構築する。同工場のほか、吉野ヶ里町にある椿化工の九州工場などで容器を成型する。

 新工場は鉄骨造り一部2階建てで、延べ床面積は倉庫を含め約6千平方メートル。2022年1月の着工予定で、23年1月の操業開始を目指す。非正社員を含む新規地元雇用、年間売り上げは、23年は35人、5億円、28年には120人、20億円を見込んでいる。

 締結式では、藤村太郎社長が化粧品容器がリサイクルされていない現状に触れ、「飲料用ペットボトルと同じように食品に触れても大丈夫な樹脂にし、容器をよみがえらせたい。日本初の試みですごく楽しみにしている」と話した。松本茂幸市長は「神埼に進出していただきうれしい」と感謝した。(森田夏穂)

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