カブトガニの産卵地を清掃する地元住民=伊万里市の多々良海岸

 カブトガニの繁殖地になっている伊万里市木須町の多々良海岸で18日、地元住民による清掃活動があった。産卵場所の砂浜のごみを拾い、つがいを迎える環境を整えた。

 伊万里湾のカブトガニは例年7月上旬から産卵期に入り、湾奥の海岸に満ち潮に乗って上陸する。漂着ごみが産卵の妨げにならないよう、保護活動に取り組むグループが複数回にわたって清掃している。

 この日は「牧島のカブトガニとホタルを育てる会」の約50人が、砂浜に漂着したヨシや生活ごみを丁寧に取り除いた。会長の黒川幸彦さん(65)は「雨が少ないおかげで海のごみも少なく、産卵に来るつがいの数は多いようだ」と話した。

 産卵のピークは7月下旬。25日は午前10時から、保護団体による観察会が開かれる。(青木宏文)

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