ピアニストの大坪健人さん=佐賀市金立町の奏楽庭

 佐賀市のピアニスト大坪健人さん(31)が8月1日の16時から、佐賀市金立町の奏楽庭でリサイタルを開く。独ドレスデン音楽大学の同窓生でもあるピアニストの佐渡建洋さんと、シューベルトの連弾曲を中心にオーソドックスなクラシック曲で楽しませる。

 演奏会のメインは二人による連弾演奏。シューベルトが28歳で作曲した「創作主題による変奏曲(D813)」と、晩年の傑作「幻想曲(D940)」を二人がそれぞれ選んだ。

 大坪さんは京都市立芸術大学在学中にピアノデュオを組んでいて、ピティナピアノコンペティション2台ピアノ部門で全国優勝を果たした。牧歌的で穏やかなD813は、大坪さんが同デュオでも演奏した思い出深い曲だという。

 二人は昨年10月にも、佐賀市文化会館で2台ピアノによるベートーベンの“第九”演奏会も開いている。大坪さんは佐渡さんに「音楽への思いや情熱を共有できる貴重な存在。議論し、時にはぶつかり合いながら良い演奏会を作っていける相手」と信頼を寄せる。

 ソロ演奏曲は、同時代を生きたドイツの作曲家の曲でまとめた。大坪さんがモーツアルトの「ピアノソナタ第5番」とベートーベンの「ピアノソナタ第27番」と、佐渡さんがベートーベンの「ピアノソナタ28番」を披露する。

 大坪さんは「ピアノの音そのものを味わってもらえる、シンプルなクラシック曲を集めた。“素材の味”を楽しんで」と呼び掛ける。

 チケットは3000円(大学生以下2000円)。問い合わせは大坪さん、電話080(5282)0917。8月6日の19時からは、東京都の五反田文化センターでも二人でリサイタル開く。(花木芙美)

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