鏡地区で打ち上げられたサプライズ花火=唐津市、22日午後8時20分ごろ

 唐津市鏡地区で22日夜、地元有志が新型コロナウイルスの収束を願ってサプライズで花火を打ち上げた。田んぼが広がる地域の夜空を花火が彩った。

 密集を避けるため場所や日時は非公開で実施した。午後8時すぎ、2カ所から75発ずつ打ち上がった。

 宇木地区では地元の和太鼓グループ「嘉楽打太鼓」による演奏とともに、次々と空に大輪が広がった。サプライズのうわさを聞いて大学生の娘と見に来た近所の女性(54)は「こんなに近くで見るのは初めて。太鼓の振動と花火の音が重なって、とても良かった」と満足していた。

 1965(昭和40)年生まれの鏡中卒業生でつくる「鏡40年会」が開き、昨年に続き2回目。地元企業や個人から寄付を募って準備を進めてきた。コロナ禍で行事が少なくなる中、代表の青木武仁さん(55)は「子どもたちの思い出作りになれば」と話した。余った寄付金は子ども食堂を運営する団体や地元のサッカーチームなどへ贈る。(横田千晶)

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