教室を開く高橋小浪さん(前列左端)と作品を制作した生徒ら=佐賀市の佐賀県立美術館

 上峰町の水墨画家高橋小浪さん(84)が講師を務める水墨画教室の作品展が、佐賀市の佐賀県立美術館で開かれている。21人の優美な作品61点が、訪れた人たちを楽しませている。25日まで。

 会場には田園風景や山水、松竹梅など思い思いの題材を自由に表現した作品が並ぶ。堤スキノさんの「秋の夕照」はコスモスがたなびくさまを色も入れて鮮やかに描く。江島幸子さんの「夏の終わり」はブドウがたわわに実る様子を立体的に表した。

 高橋さんの「休漁」は、船に掛けられた網の表現に力を入れた。墨でぼやけてしまう網に修正液を駆使して細かな編み目をくっきりと際立たせた。

 高橋さんは「10年以上の生徒も多く、みな、レベルアップしている。心落ち着く風景を楽しんで」と話す。(福本真理)

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