翼を広げたプテラノドン(手前)の模型とアンハングエラ(奥)の化石のレプリカ=武雄市の佐賀県立宇宙科学館

2003年10月に武雄市北方町の杵島層群で見つかった骨質歯鳥類の化石

ミヤマクワガタの模型。手前は佐賀県立宇宙科学館の近くで採集した本物の標本

 武雄市の佐賀県立宇宙科学館で夏の特別企画展「翼王(よくおう)展」が開かれている。「大空を支配した生き物たち」をテーマに、昆虫・爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳類の四つにゾーン分けして標本や化石のレプリカを展示している。期間中、専門家や同館の学芸員によるセミナーも開催する。8月31日まで。

 昆虫ゾーンでは、佐賀県内で採集した昆虫の標本を展示する。カブトムシやミヤマクワガタのほか、「生きた化石」と呼ばれるムカシトンボも紹介する。恐竜がいた中生代から生息しており、県内では4月から5月にかけて見ることができる。

 爬虫類ゾーンは、史上最大の飛行生物とされる「翼竜」が目を引く。翼を広げると4・4メートルになるアンハングエラの化石のレプリカを会場の頭上に設置。鳥類ゾーンには、2003年10月に武雄市北方町で見つかった約3千万年前の「骨質歯鳥(こつしつしちょう)類」の化石がある。

 学芸員の村上達郎さんは「歴史上で空を飛ぶ生物は限られている。どんな能力があるのか、ぜひ見て知ってほしい」と話す。観覧料は大人520円、高校生310円、小中学生200円、4歳以上100円。問い合わせは県立宇宙科学館、電話0954(20)1666。(澤登滋)

 

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