対策本部会議で発言する山口祥義知事(左)=21日午後、佐賀県庁

 佐賀県の山口祥義知事は21日、学校の夏休みや東京五輪開催を踏まえて「人の動きが増えることが予想される」と述べ、新型コロナウイルス緊急事態宣言が発令されている首都圏の1都3県での会食の自粛などを改めて県民に呼び掛けた。

 21日の対策本部会議で言及した。山口知事は感染者が増えている首都圏や福岡県の状況に警戒感を示し、「これまでのパターンでは東京から福岡、そして九州各県に広がっていく。できる限り、その前の段階で食い止める努力をしていきたい」と強調した。

 お盆期間の帰省に関しては「帰省を予定している人は今のうちから人混みや会食を避け、徹底した感染予防や毎日の検温などの体調管理をし、少しでも体調が悪い場合は帰省を控えてほしい」と促した。

 会議では県内感染者の年代に関する分析も報告された。65歳以上の高齢者が全体に占める割合は、4月は13%、5月は20%、6月は25%で、7月は20日現在で3%にとどまっている。甲斐直美健康福祉部長は高齢者へのワクチン接種が進んでいる点を踏まえ「接種効果が一定あった」との見方を示した。(円田浩二)

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