新聞広告制作に向け、watabokuさんの話に聞き入る生徒たち=有田町の有田工高

 若い感性でデザインを競う「高校生クリエーターの新聞広告2021」の開催20回を記念したオンラインミーティングが21日、有田町の有田工高をメイン会場に開かれた。鳥栖市出身でデジタルアーティストとして活躍するwatabokuさんが、クリエーターになるまでの経緯やイラストの描き方などを説明した。

 東京のwatabokuさん、同校、佐賀北高をオンラインでつなぎ開催。有田工高では、新聞広告に挑戦するデザイン科2年と、1、3年の希望者の計60人が参加した。

 watabokuさんは就職や転職が希望通りにならなかった話を引き合いに、「思いもよらない偶然や自分の価値観が覆ること、挫折はこの先もある」と語った。その上で「失敗や壁を経験することで、より完成度の高い場所へ到達する可能性がある。反省と克服を繰り返すことで自分を高められる」と強調した。

 デジタルでのイラスト制作の様子も紹介した。質疑応答では、絵の上達法として「うまく描けたと思わずに、もっと描けるんじゃないかと追求して」とアドバイスしていた。2年の吉富穂奈美さんは「人生経験や制作過程など、たくさんのことが学べた。新聞広告や今度の制作活動に生かしていきたい」とお礼を述べた。

 オンラインミーティングは28日にも佐賀女子高で開く。高校生クリエーターの新聞広告には、多久高を含む計4校が参加。9月のオリエンテーションを経て、企業、団体の広告を制作する。(古賀真理子)

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