金融リテラシーについて学ぶ「金融経済教育講座」で、キャッシュレスのメリットやデメリットについて話し合う学生ら=佐賀市の佐賀大学

 佐賀大経済学部の学生を対象に金融経済をテーマにした佐賀財務事務所の出前講座が、同大本庄キャンパスで開かれた。1年生約35人が、キャッシュレスの浸透とお金を使うことの意味について考えを深めた。

 佐賀財務事務所の德重想野佳さん(25)らが講師を務めた。決済の在り方の変化やキャッシュレスを取り巻く環境、種類など基礎知識を学んだ後、身近な飲み会の支払いの場面などを想定してキャッシュレスと現金のメリット、デメリットについて考えた。

 学生たちは「キャッシュレス決済の危険性も知ることができた」「今後もキャッシュレス化は広がる。理解して活用していきたい」などと感想を述べた。

 担当者は「社会人として経済的に自立し、よりよい暮らしを送るために金融に関する知識と判断力が必要になる。金融や経済に興味を持つきっかけにして」と話した。

 2019年に金融広報中央委員会(事務局・日本銀行)が行った「金融リテラシー調査」では、佐賀県は全国46位と金融に関する知識や判断力が全国でも低かった。消費者ローンの利用者や金融トラブルの経験者の割合が全国でも高い部類という。(志波知佳)

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