佐賀県関連の東京五輪出場選手

 新型コロナウイルス禍で史上初の1年延期となった東京五輪は23日の開会式に先立って21日、東日本大震災の被災地、福島県が会場のソフトボールなどで競技がスタートする。今も開催に対する世論の強い逆風がやまない中、異例のスポーツの祭典は感染防止対策を徹底しながら実施される。佐賀県勢はテコンドーなど11競技に過去最多の14選手が出場する。

 

 ソフトボールは1次リーグが始まり、日本代表は午前9時から福島県営あづま球場でオーストラリアと対戦。県勢は、佐賀女子高出身の藤田倭(やまと)投手と内藤実穂内野手の出場が予想される。

 サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は午後7時半から札幌ドームで、1次リーグ初戦のカナダ戦に臨む。ともに無観客開催となる。

 サッカーの南アフリカ男子代表チームでは新型コロナ検査で3人が陽性、18人が濃厚接触者となっている。日本と対戦する22日の1次リーグ初戦は濃厚接触者でも試合開始前6時間以内の検査で陰性なら出場を認められる方向だが、結果次第では欠場を余儀なくされる可能性もある。

 組織委によると、事前合宿で来日した選手らを除く大会関係者の陽性者は1日以降で計67人。大会関係者は来日後の3日間は原則隔離されるが、入国直後から外出している疑いも一部で出ており、行動制限の順守が問われている。

 開会式の楽曲制作担当の一人だったミュージシャンの小山田圭吾氏が過去の雑誌インタビューで学生時代のいじめを告白していたことで批判を浴び、辞任した問題では、組織委は誤った判断を謝罪し、開幕ムードに水を差す形となった。開会式出席の見送りでは19日のトヨタ自動車の豊田章男社長らに続き、20日は経団連、日本商工会議所、経済同友会の経済3団体トップも表明し、経済界が大会と距離を置く動きが広がった。(共同)

このエントリーをはてなブックマークに追加