「江頭DX構想」などが発表された木村情報技術(佐賀市)の15周年記念オンラインセミナー

エガチャットボットのイメージ図

 サッカーJ1サガン鳥栖のユニフォーム(胸部)スポンサーを務める木村情報技術(木村隆夫社長、佐賀市)が、佐賀県出身タレントの江頭2:50さんをデジタル・トランスフォーメンション(DX)する「江頭DX構想」を進めている。配信動画を多言語で自動翻訳したり、AI(人工知能)が質問に答える「チャットボット」を構築したりして、活躍の幅を広げるサポートをする。

 18日に動画投稿サイトYouTube(ユーチューブ)でライブ配信した同社の15周年記念オンラインセミナーで発表した。

 構想は3本立て。「エガチャットボット」では、江頭さんに関する多様な質問をAIに学習させ、答えられるようにする。「マルチランゲージエガちゃん」は配信動画の音声をリアルタイムで文字起こしし、即座に英語やフランス語など多言語に翻訳する。「フェイク江頭」はAIを使って動画や音声を合成し、仮想の江頭さんがさまざまなコメントを話す。

 今春に同社が江頭さん側に申し入れ、完成に向けて開発や連携を進めている。

 セミナーに出演した江頭さんは「マルチランゲージエガちゃん」に興味を示し、245万人の登録者数を誇る自身のユーチューブの「エガちゃんねる」を挙げて「桁が一つ増えるぜ」と期待した。一方、過去の動画を素材に構築したフェイク江頭については「顔が溶けてたやつは許せない」と不満気で、木村社長が「ちょっとずつ良くなるので、もう少し見ていて」と説得していた。

 木村社長は「大きな影響力がある江頭さんの力を借りて多くの人にDXを注目してもらい、最新技術をどう有効活用できるか紹介したい。江頭さんと伝説をつくっていきたい」と意気込む。(大橋諒)

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