選手からサインボールを受け取る子ども=唐津市和多田の市陸上競技場

 東京五輪の3人制バスケットボールに出場するセルビア代表が18日、事前キャンプ地の唐津市で初めて記者団の取材に応じた。チームを代表してデヤン・マイストロヴィッチ選手が「唐津の人たちが素晴らしいもてなしで温かく迎えてくれた」とコロナ禍での心の交流に感謝した。

 唐津市陸上競技場内の屋外特設コートで、2度目の公開練習に臨んだセルビア代表。日差しが強く、気温も30度を越えたため、予定よりも短い約30分の練習だったが、選手たちは時折笑顔を見せながらシュート練習などで汗を流した。

 13日に唐津入りした選手たち。予定していた地元小学校の訪問などは中止になり、街並みは移動のバスからながめるだけ。マイストロヴィッチ選手は「行動制限があり市内を観光できないのは残念だが、それ以外は非常に素晴らしいキャンプだ」と振り返り、本番に向けて「金メダルを取ることしか考えていない」と支えてくれた唐津市民に活躍を誓った。

 休日初の公開練習には、家族連れや少年バスケチームの選手ら約170人が駆けつけた。サインボールが当たる抽選会もあり、選手から直接ボールを受け取った成和小6年の松本朔太郎くんは「世界一の選手のサインボールが当たるとは思わなかった。うれしい」と笑顔を見せた。

 セルビア代表は20日に東京へ出発し、24日に初戦を迎える。(中村健人)

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