モルックを体験する生徒ら=佐賀市富士町の富士中体育館

富士町体育協会の原敏朗会長(左)からモルック1セットを受け取った森田花歩さん=佐賀市の富士中

 佐賀市の富士町体育協会(原敏朗会長)は、ボウリングに似たフィンランド発祥のスポーツ「モルック」の道具40セットを地元産の杉材で製作した。町内の小中学校、校区の公民館などに寄贈している。フィンランドが東京五輪の事前キャンプを市内で行っていることに着目、年齢や体力に関係なく誰もができるスポーツを町民に楽しんでもらう。

 町民体育大会が昨年、新型コロナで中止となり、使わなかった経費を町民のために生かそうと企画した。富士大和森林組合に製作を依頼し、市販品を見本に4月から4カ月かけて完成させた。

 モルックは、1~12の数字が書かれたスキットル(ピン)に円柱状の棒を当てて、倒した合計が50点になることを競い合う。原会長は「学校や地域で遊んでもらい、普及したら町内で大会を開きたいね」と抱負を述べた。

 16日に富士中で開かれた贈呈式で、モルック1セットを原会長から受け取ったFCO(フジカルチャーアウトドア)部の森田花歩部長(3年)は「文字をペンで書く作業をFCO部の9人で手伝った。木のぶつかる音、香りがいい。いっぱい遊びたい」と笑顔を見せた。(大田浩司)

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