裁判員裁判の制度などについて講演した井寺修一弁護士=佐賀市の佐賀西高

 佐賀市の佐賀西高(青木勝彦校長、796人)で16日、主権者教育講演会があった。同校出身の井寺修一弁護士(県弁護士会所属)が、市民が刑事裁判に参加する裁判員裁判の制度などを解説し、社会と関わる心構えを伝えた。

 井寺弁護士はこれまでに弁護を経験した裁判員裁判を振り返り、「裁判官とは異なる経験、目の付けどころが期待されている」と意義を説明。一方、公判が長期化することを挙げ「仕事への影響など負担がかかる」と課題を指摘した。

 裁判員は20歳以上で選挙権のある市民から選任される。井寺弁護士は「もし選ばれたら、自分に自信を持って、納得がいくまで裁判官と議論してほしい」と語りかけた。

 講演は全校生徒が各教室の電子黒板で聴講した。2年の下村陸矩(りく)さんは「いざ裁判員になった場合、罪の重さを考えるのが難しそうだと感じた」と述べた。(松岡蒼大)

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