景色を楽しみながら六角川大橋を歩く参加者ら=白石町の六角川大橋

 「有明海沿岸道路」の芦刈南インターチェンジ(IC)-福富IC間(3・5キロ)が24日に開通するのを前に、この区間にある「六角川大橋」で17日、ウオーキングイベントがあった。白石町民と小城市民約600人が全長982メートルある長い橋を歩いてわたり、田畑や有明海に広がる干潟など、今後は車上からしか見られない景色をゆったり楽しんだ。

 六角川大橋は六角川の河口部分にせり上がるように架かり、小城市芦刈町と白石町をつなぐ。県内で3番目に長い橋となる。

 イベントは応募者多数のため2回にわけて開かれた。1回目の出発時には雨がやみ、参加者は左右を見渡したり、写真を撮ったりしながら、橋を往復する約2キロをのんびりと歩いた。高齢者や家族連れなど幅広い年代が訪れ、子どもたちは走ったり、橋の下の六角川を進む船を見つけたりして笑顔を見せていた。

 白石町の八木隆之さん(47)は「道路が新しく走りやすそうで、通勤時間も短くなる。もう歩いて通ることはないから、記念になった」と喜び、山口美里さん(43)=同町=は「近くに住んでいるのに、見たことない景色。ながめながら歩いたら、あっという間だった」と笑顔を見せた。

 イベントには、地元の田島健一白石町長や江里口秀次小城市長のほか、山口祥義知事も訪れ、参加者と一緒に歩いた。

 今回の区間の開通は24日午後3時の予定。同道路整備事務所の岩永忠則所長(60)は「県南西部から佐賀市方面に向かう利便性がだいぶ上がる。毎日利用していただけるとうれしい」と声を弾ませた。(森田夏穂)

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