染織や陶芸、七宝など43点が集う工芸美術知新会展=唐津市の市近代図書館

 九州・山口地区のプロアマの工芸作家による「第34回工芸美術知新会展」が13日、唐津市新興町の市近代図書館美術ホールで始まった。陶芸や染織、七宝など見応えある大作43点が並ぶ。25日まで。

 知新会は唐津焼の作家・故中里逢庵さん(13代中里太郎右衛門)が西日本地区の工芸の発展を願い、35年前に立ち上げた。最優秀賞にあたる知新会大賞は北島直美さん(長崎県)の陶芸「渓谷に向かう」が受賞。土物をシャープな線で表現し、造形力が評価された。唐津市長賞には三反田登美子さん(鹿児島県)の染織「春1」。鮮やかに染まった背景の赤と、カブの葉にとまった白いチョウのコントラストが光る。

 入場無料で、19、22、23日は休館。日展会員の染色家で、会長を務める藏樂ぞうらく瑞惠さん(75)=唐津市=は「みな個性を打ち出して冒険しながら制作している。見ていただき、元気になってもらえるとうれしい」と話した。(横田千晶)

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