鳥栖駅周辺のまちづくりをテーマに開いた公開勉強会=鳥栖市役所

 鳥栖市のJR鳥栖駅周辺のまちづくりをテーマにした公開勉強会が14日、市内であった。日本総合研究所上席主任研究員の藤波匠さんが、市街地のコンパクト化や人口密度に着目したまちづくりの重要性などを解説した。

 鳥栖市議会の自民党鳥和会、基の会による会派勉強会で企画し、一般参加も募って市議や市職員、市民ら約40人が参加した。

 藤波さんは「商店街などを衰退させないためには人口密度の一定の維持が必要になる」と指摘し、学校や商業施設などの都市機能を集約したり、防災施設といったインフラに集中投資して都市の価値向上を図ったりする有効性を説いた。

 鳥栖駅周辺は高架化など今後の不確定要素に対応できる柔軟性を残しつつ、「人口密度を維持するために都市の魅力を高める取り組みが重要」と強調した。

 自民党鳥和会代表の齊藤正治議員は開催あいさつで「鳥栖市の中心市街地は鉄道で分断されており、東西連携を図り、市の顔にふさわしい姿を目指すべき」と述べた。

 鳥栖駅の周辺整備事業は2018年12月に当時の整備計画が白紙撤回されるなど、市の長年の課題となっている。(樋渡光憲)

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