九州の農業情勢についてまとめた2021年版「見たい!知りたい!九州農業」を九州農政局が公表した。主要な野菜の全国の収穫量に占める九州産の割合は16%で、同リポートでは九州は全国でも「重要な野菜供給基地」と評価した。九州全体のうち、佐賀県産が占める割合は10%だった。

 同リポートによると、消費量の多い指定野菜14品目の2019年の収穫量は全国で1064万トンだった。地域別のシェアでは、北海道が329万トンで31%、関東(長野など含む)が309万トンで29%、九州は170万トンで16%だった。

 九州全体を100とした各県の占有率は、鹿児島と熊本がともに21%でトップ。長崎18%、宮崎16%と続き、佐賀は5位の10%だった。

 品目別に全国に占める九州のシェア(産出額)を見ると、ピーマン39%、トマト29%、キュウリ24%、バレイショ23%、ナス23%など。県産が多いタマネギは14%だった。

 九州の野菜の産出額の推移を見ると、全国に占める割合は2005年の17・6%から徐々に増加し、2019年は19・6%となっている。同リポートは「九州では温暖な気候を生かした野菜の栽培が盛ん」としている。(宮里光)

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