九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)について、原子力規制委員会が九電の主張を退けて再審査となったことに関し、山口祥義知事は16日の定例会見で、九電に対し「真摯(しんし)に向き合って対応してほしい」と求めた。

 基準地震動を巡り規制委は今年4月、基準を改正。九電は、玄海原発の基準地震動の変更を不要としていたが、規制委は7日に九電の主張を退け再審査が必要とした。山口知事は規制委の更田豊志委員長の対応について「機関としての仕事をまっとうする姿勢に好感を持っている」と評価し、「何よりも安全を優先して、厳正な審査を行ってほしい」と述べた。

 経済産業省が2030年時点で、太陽光の発電コストが原子力を下回ると試算した点については「(原発の)依存度をできる限り低くして、(原子力から再生可能エネルギーへの)シフトを積極的に進めていくべきと考えている」とした。(岩本大志)

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