江里山の棚田で草刈りのボランティアをする参加者=小城市(提供写真)

 小城市小城町の江里山地区の棚田で8日、農業土木関連の県職員OBでつくる県農業土木振興会のメンバー16人が田んぼの周囲の雑草を取り除いた。県内の棚田を守るために県が推進する棚田ボランティア協定に基づく活動の一環。

 この日は、あいにくの雨交じりの中、地元住民10人と一緒に傾斜のある棚田のあぜやのり面で、生い茂る雑草を草刈り機を使って刈り取った。

 江里山の棚田では、このほかにも保全活動や地域活性化の取り組みが行われており、6月中旬、久留米ゼミナール佐賀校の生徒や講師らが棚田にイノシシなどが侵入しないよう設置された防護柵の補修を行った。彼岸花の咲く9月に予定されているイベントでは、音響関係の会社も手伝う予定という。

 県は地区住民の高齢化などで保全が厳しくなっている棚田の維持を図るため、支援活動に従事する企業と棚田地区をマッチングしている。今まで17地区と38企業団体が連携協定を結んでいる。

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