新型コロナウイルスの感染予防のための注意点などを説明した山口祥義知事(右)=佐賀県庁

 佐賀県は15日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、感染者が増加傾向にある福岡県との往来や福岡での会食に関し、警戒を強めるよう呼び掛けた。緊急事態宣言が出ている東京都を含めた首都圏との不要不急の往来などは引き続き自粛を求め、帰省を予定している人には日頃の感染予防策の徹底を促した。

 福岡県内で14日に確認された感染者は95人で、前日の50人からほぼ倍増している。

 会議では甲斐直美健康福祉部長が直近1週間の佐賀県内状況について、1日当たりの感染確認が1桁台かゼロの水準を維持していると説明した。7月に感染が判明した人のうち、先に陽性と確認された人との関係性がない新規感染者の8割程度が、発症前に福岡県での行動歴があるか、同県から訪れた人との接触があったと報告した。

 山口祥義知事は「県内の状況は落ち着いていて『支え愛局面』だ」と述べ、飲食店や宿泊施設の利用を促す状況にあるとの認識を示した。福岡に関しては「特に警戒ということで、みんなが慎重に行動して気を付ければ(感染拡大を)何とか抑えられる」と話した。帰省については「少しでも調子が悪ければ遠慮していただく。もう少し近くなってきたら(方向性を)整理して伝えたい」とした。(円田浩二)

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