武雄市のふるさと納税の返礼品の発送が2万5千件ほど遅延していることが15日、分かった。昨年末から年明けの寄付に対し、3~5カ月以降に米や牛肉を発送する予定だった。納入業者が商品を調達できないのが理由という。

 市企画政策課によると、遅延している主な返礼品は(1)米(さがびより)15キロ(2)佐賀産和牛1・2キロ(3)佐賀産和牛を含む牛肉1・6キロ。佐賀市の返礼品納入業者の商品で、米は3月以降、肉は150日以降に順次発送する内容になっていた。寄付額はいずれも1万円。

 市は4月ごろに遅延を把握し、業者に発送を促してきたが改善されていない。未発送のうち1万9千件は米という。業者が調達できない理由や遅延解消の見通し、市への問い合わせの件数などは「調査中で、業者とも協議して正式に発表する」としている。

 武雄市では2019年4月にも返礼品の発送が300件程度遅れた。今回遅延した納入業者は、この時は市からふるさと納税業務を受託していた業者で、遅延を繰り返したことになる。

 市企画政策課は「寄付者に申し訳ない。業者と協議して早急に対応したい」と話す。(小野靖久)

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