登校時に朝のあいさつを呼び掛ける児童たち。ごろうくんも参加した=佐賀市の金立小

登校する児童たちにあいさつをする「ごろうくん」=佐賀市の金立小

 佐賀市の金立小で児童たちが「あいさつプロジェクト」に取り組んでいる。新型コロナウイルスの影響で朝のあいさつ運動などが1年以上中止になってきたが、自発的に再開させて校門前に立つ子どもたちも増えている。地域の協力も得ながら、「日本一あいさつができる学校」を目指している。

 プロジェクトでは週2回、午前7時半ごろから校門前で登校してきた児童に「おはようございます」と声を掛け、互いにあいさつしている。6月、「元気なあいさつで学校に活気を取り戻したい」と6年の西村詩織さんと江口季彌君が中心になって始めた。児童の間で共感が広がり、現在は1~6年生の40人が協力して一緒に活動している。

 教員も協力して子どもに人気のある佐賀県警のマスコットキャラクター「ごろうくん」に来校を依頼し、15日朝に実現した。子どもたちは校門付近で気付いて「ごろうくんだ」と声を弾ませながら駆け寄ったり、笑顔であいさつしたりしていた。

 西村さんは「プロジェクトを通じて、朝の時だけでなくすすんであいさつする人が増えてきた気がする」と手応えを語り、「ごろうくんが来たことでさらに金立小が活気づいたと思う」と喜んだ。

 一番ヶ瀬徹校長は「やれないからしない、のではなく、自主的に熱意を持って取り組む姿勢に感心している。大きな目標ではあるが応援していきたい」と話した。(中島野愛)

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