15日午後に頻出した発雷。県内では落雷も観測された=佐賀市

 佐賀県内は15日、午後を中心に雷を伴ったやや強い雨が降った。13日の梅雨明け以降、連日で竜巻注意報が発令されるなど大気が非常に不安定な状態が続いており、佐賀地方気象台は16日も落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうへの注意を呼び掛けている。

 気象台によると、上空約6千メートルにこの時期としては低い氷点下6度以下の寒気が流れ込み、気温上昇が加わったことで大気の状態が非常に不安定になった。気象庁は午後3時18分、14日に続いて県南部、午後4時28分には県全域に竜巻注意報を出した。嬉野市は午後4時までの1時間に18ミリの雨量を記録した。伊万里市は全国で3番目に暑い34・7度、嬉野市34・6度、佐賀市34・2度だった。

 16日も局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風が発生する恐れがある。同日午後6時までの24時間雨量は多いところで100ミリを予想しており、気象台は「積乱雲が近づく兆しがあれば、建物内に移動するなど安全確保に努めて」と話している。

 神埼市役所では15日、雷の影響とみられる瞬間停電があり、午後2時過ぎから約2時間、代表電話の音声が聞こえなくなる不具合があった。また、同日の全国高校野球選手権佐賀大会は落雷の恐れなどから、2回戦の2試合がノーゲームとなり、16日に順延された。(松岡蒼大、森田夏穂)

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