市村記念体育館の利活用について協議した検討委員会=県庁

 老朽化に伴う耐震化が必要で、文化施設への転換を見据えている市村記念体育館(佐賀市城内)の利活用検討委員会が14日、県庁で開かれ、利活用に向けた基本計画の素案が示された。文化や芸術を体験する拠点と位置付け、アート展示やコンサートなどでの活用を想定していることが報告された。

 県は、SAGAサンライズパークの整備が進む佐賀駅北側を「スポーツゾーン」と位置付け、対照的に県立美術館などがある佐賀駅南側の佐賀城内エリアを「文化ゾーン」と区別している。市村記念体育館は文化ゾーンに含まれている。

 計画では、体育館内を三つのエリアに分ける。中央エリアの「コミュニケーションラボ」は、アート展示やコンサート、Eスポーツなどでの活用を計画。その周辺を取り囲む「オープンラボ」は、ガラス張りで区分けし、文化、芸術などの体験教室ができるようにする。その他のエリアは「オペレーションラボ」とし、運営者の事業拠点とする。

 委員からはコンサートを実施する際の音漏れ対策や、アクティビティ施設の常設を求める意見が出た。

 基本計画は9月までに取りまとめる。2025年度までの整備を計画している。(岩本大志)

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