県の支援を受けたベンチャー企業の発表などがあった「スタートアップゲートウェイサガ」のキックオフイベント=佐賀市のホテルマリターレ創世

 起業や新規事業を推進する佐賀県の「スタートアップゲートウェイサガ」の本年度キックオフイベントが、佐賀市で開かれた。会場とオンラインを含め、起業に関心のある人や県内企業の関係者ら約150人が参加し、佐賀を舞台に新たな産業を創出していく機運を醸成した。

 県の事業で昨年度、専門家からの伴走支援を受けた3人の起業家が登壇した。知育目的のボードゲームを開発したフレル(神埼市)の江口昌紀社長は「ビジネスの芽を育てるには、実際に見てもらうことが近道。きちんとした資料も作れるようになった」と成果を振り返り、クラウドファンディングによる資金調達や海外展開を視野に入れていることも説明した。

 起業家を支援する立場の県内企業のプレゼンテーションもあった。ソフトウエア開発のオプティム(佐賀市)や木村情報技術(同)など9社が自社の取り組みを紹介したり、連携を呼び掛けたりしていた。

 「スタートアップ~」は県が2019年度から取り組んでいる。伴走支援のプログラムは秋から募集を始める予定で、起業の専門家を招いた座談会形式のイベントは今月から定期的に開く。(円田浩二)

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