スペイン代表との強化試合に向けた練習で、中山と話す林(右)=堺市内

 スペイン代表との強化試合に向け、調整する上田(右)=堺市内

 スペイン代表との強化試合に向け、調整する前田(右)=堺市内

 東京五輪のサッカー男子日本代表は13日、堺市内で練習し、12日のホンジュラス戦に先発した堂安(PSVアイントホーフェン)ら11人はジョギングにとどめ、前田(横浜M)ら控え組がミニゲームやシュート練習を精力的にこなした。17日にノエビアスタジアム神戸で金メダル候補のスペイン代表と強化試合を行い、22日に1次リーグ初戦の南アフリカ戦に臨む。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を終えたJ1川崎勢の旗手と三笘が合流したが、三笘は右太ももに張りがあり室内調整。脚の付け根の肉離れから戦列復帰を目指す上田(鹿島)はミニゲームに加わった後、シュート練習は外れた。

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 日本はホンジュラスに3―1で勝ったものの、ワントップ争いに結論は出なかった。先発した林大地(鳥栖)、後半途中から出場の前田ともに無得点。後方にはDF吉田(サンプドリア)らベテランが構えているだけに、林は「ゴール前で勝負させてもらっているからこそ、しっかり決めないといけない」と悔やんだ。

 林は前半29分の決定機で力み、シュートはGK正面に飛んだ。前田は後半31分に三好の左クロスに合わせたが、これもGKに阻まれた。林はポストプレー、前田は俊足という持ち味を示したものの、相手に脅威を与えるには至らなかった。

 吉田ら守備陣は鼻を利かせたインターセプトや鋭い切り替えで高い位置でボールを回収し、押し込む形をつくった。この守備の強度に自信を持つ森保監督は「恐れずつなぎ、勇気を持ってやろう」と攻撃陣に貪欲さを求めている。

 主力級の上田は肉離れからの回復途上で、残り10日を切った1次リーグ初戦に起用できるか不透明だ。林は「ポストプレーもできて、強引に前を向いて点も取れたら一番いい」と課題を自覚する。最後の強化試合となるスペイン戦で、先発争いの決定打となる一撃が期待される。【共同】

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