田中豊治氏

 任期満了に伴う10月の佐賀市長選に、西九州大健康福祉学部教授の田中豊治氏(72)=佐賀市=が立候補する意向を固めた。佐賀空港(川副町)への自衛隊輸送機オスプレイの配備計画について「進め方に問題があり、反対を表明する候補が必要」と話している。14日に記者会見する。

 田中氏は佐世保市出身。青山学院大法学部卒、同大大学院法学研究科修士課程修了、東洋大大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。佐賀大教授などを経て2014年4月から現職。

 「行政の組織の在り方、地方分権などを研究してきた蓄積を生かした政策に取り組みたい」と話す。オスプレイ配備計画に関しては「市民の意向を聞かず、配備候補地の地権者アンケートの調査結果だけで進めようとすることは問題。アジアや九州のハブ空港としての佐賀空港の可能性を訴えたい」と主張している。

 市長選は10月10日告示、17日投開票の日程で実施される。弁護士で元国土交通省官僚の坂井英隆氏(41)=佐賀市=、弁護士の堤雄史氏(36)=同=が立候補を表明している。現職の秀島敏行氏(79)=4期、同=は3月定例議会で不出馬を表明した。(大田浩司)

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