大手電力会社が事業者への電力供給に関しカルテルを結んでいた疑いを巡り、九州電力とその子会社にも13日、公正取引委員会の立ち入り検査が始まった。佐賀県内の経営者からは「透明性をもってやるべき」と厳しい声が上がった。

 県西部の製造業の経営者は、数年前から徐々に新電力に移行している。「九電はもともと中小には見向きもせず、『電気を配ってやっている』という感じだったが、最近はセールス活動が活発になってきた。一方、関西電力や中国電力など、他の大手からの売り込みはきていない」と明かす。カルテルの疑いについては「透明性をもって取り組み、コストを下げてほしい」と自由な競争ができるように注文した。

 別の工場経営者は「新電力に乗り換える人も増えてきており、焦っているのでは」と問題の背景を推し量った。

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