最優秀賞に輝き、表彰状を受け取る鳥栖商高の生徒=佐賀市文化会館

地域の環境問題解決のため、竹を使った商品開発の取り組みを報告した鳥栖商高の生徒たち=佐賀市文化会館

 第20回佐賀県高校生徒商業研究発表大会が8日、佐賀市文化会館で開かれた。地域の環境問題解決と商品開発を組み合わせる提案をした鳥栖商が11回連続で最優秀賞に輝いた。同校は8月に久留米市で開催予定の九州大会に出場する。

 コロナ禍で2年ぶりの開催となった大会には、佐賀商、鹿島、鳥栖商、佐賀女子の4校が参加。10分の持ち時間で、再生可能エネルギー活用や新幹線長崎ルート開業に伴う地域活性化、地域の産品を使った商品の販売実習などを報告した。

 鳥栖商は、里山保全のため竹伐採に取り組む基山町のNPO法人「かいろう基山」と連携し、伐採後に有効に活用できていない竹を使った商品開発に取り組んだ。製品化されている「竹パウダー」について、若者の目線でパッケージを考案。新商品として竹パウダーを混ぜ込んだクッキーの試作結果も紹介した。

 同校流通経済科3年の中村瑞紀さんは「11連覇がかかっていたので、重圧がすごかった。新商品は販売までできていないので、九州大会までに販売実習をして発表内容を磨き上げたい」と話した。優秀賞は佐賀女子、佐賀商の2校が受賞した。(梶原幸司)

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