講演で、バリアフリーを推進する取り組みなどを語る内田勝也さん=佐賀市天神のアバンセ

 命の尊さを考える「第27回いのちの講演会」が10日、佐賀市のアバンセで開かれた。同市職員で、「○○(まるまる)な障害者の会」と「佐賀の障がい福祉を考える会」の会長を務める内田勝也さん(31)が、バリアフリーを推進する取り組みなどを解説した。

 内田さんは生まれつき骨がもろい病気であることを説明した。「これまでに150回骨を骨折したことがある」などと病気による苦労を語りつつ、「痛みの無い毎日を送れるだけで十分幸せ」と述べた。両親への感謝の気持ちも語った。

 参加者に「皆に生まれてきた使命がある」と語り掛け、「社会的弱者と言われる私だからこそ気付ける、社会のマイナス面を周知したい」と強調した。ラジオ番組への出演やイベントの企画などを通じてバリアフリーの普及を進めていることも紹介した。

 講演会は「佐賀いのちを大切にする会」(林田紀子代表)が主催した。(中島野愛)

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