ニュージーランドの気候は日本と正反対で、12月が夏になることを紹介するスティーブン・ウィズフォードさん=佐賀市の若楠小

 東京五輪・パラリンピックの事前キャンプを佐賀市で行うニュージーランド、フィンランド、タイを知ってもらう文化理解講座が、市内の小中学校で開かれている。12日は若楠小で初回が行われ、吉野ヶ里町の西光寺で副住職を務めるスティーブン・ウィズフォードさん(ニュージーランド・オークランド出身)が豊かな自然など魅力を伝えた。

 スティーブンさんは、ニュージーランドには富士山そっくりの山があり、水着で温泉に入ることも紹介。生産が盛んなキウイフルーツはもともと中国からもたらされ、害虫が少ないことから広がった経緯にも触れた。また、「日本とは旬の時期が逆になるのを生かして青果を輸出する一方、工場がないから自動車や電化製品、携帯電話は輸入している」と説明した。

 5年の池口龍太郎君は「おすしの上にキウイをのせて食べるなど日本と全く違う文化で面白かった。季節が反対ということも知らなかった」と関心を寄せていた。

 講座は3カ国に興味を持ち、公開練習を見学してもらおうと市が企画した。各国の出身者ら4人の講師が16日まで4小中学校でそれぞれ講話する。(大田浩司)

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