地域で活躍する人や新聞記者の話を聞きながら町の魅力や課題を探る中学生=上峰町の上峰中

エビフライを町の新たな特産品に育てた経緯などを紹介するEBI研究所の江口朋さん=上峰町の上峰中

 中学生が地域の未来を考える佐賀新聞社の「さが未来発見塾」のワークショップが9日、上峰町の上峰中(北原哲也校長)で始まった。3年生90人が地域活性化に取り組む人や新聞記者の話を聞き、町を取り巻く課題や将来像について考えた。

 「地元学」と銘打った講座では、町の新たな特産品のエビフライを製造するEBI研究所の江口朋さん(42)が講師を務めた。町の支援を受けながら商品の魅力を磨き上げたことや、ふるさと納税の返礼品に選ばれた経緯などを説明し、「小さい町だから小回りが効き、パワーがある」と強調した。

 佐賀新聞記者らは、町の人口が増えている状況やイオン上峰店跡地で進む再開発計画などについて解説した。町が地域ブランディング事業の一環で制作したPR動画が好評を博していることも紹介した。

 生徒たちは事前学習で調べた町の魅力や課題を発表した。「道路、水路の整備が不十分」「電子地域通貨ミネカを活用しきれていない」「避難訓練が実施されていない」などと気付いたことを挙げた。

 発表した課題は今後、町役場などで取材しながら解決策を探る。また、町の将来像や実現するためのアイデアもまとめ、武広勇平町長らに提案する。(瀬戸健太郎)

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