中田智章支社長(左)から助成金を受け取る前田一彦会長=有田町生涯学習センター

 地域の伝統文化の継承や後継者育成を支援している明治安田クオリティオブライフ文化財団は8日、有田町の戸杓浮立保存会(約70人)に助成金34万円を贈った。浮立の面や笛の購入費で活用される。

 同財団は1991年に設立。本年度は全国から79件の応募があり、43件に計1850万円を贈る。

 贈呈式が同町生涯学習センターで開かれ、明治安田生命佐賀支社の中田智章支社長が「助成が継承活動の役に立てれば」とあいさつ。同保存会の前田一彦会長(63)は「地元に密着した伝統芸能を後世に伝えなければと強く感じた」とお礼を述べた。

 戸杓浮立は五穀豊穣(ほうじょう)、家内安全などを祈願し、7月の戸杓天満宮夏祭りや9月の猿田彦庚申(こうしん)祭などで奉納。夏祭りでは子ども浮立を通し、後継者育成に努めている。新型コロナウイルス対策で面を増やす予定にしている。(古賀真理子)

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