副知事就任式で職員を前にあいさつする南里隆氏=佐賀県庁

 南里隆氏(61)の佐賀県副知事就任式が12日、県庁で開かれた。南里氏は職員を前に「新型コロナウイルスの影響をはじめ、さまざまな状況変化にスピード感を持って対応していく必要がある」と意気込みを語った。任期は4年。

 式には副部長級以上の職員が出席した。南里氏は「身が引き締まる思い。知事を支え、現場と地域を大切にし、皆さんと県政発展に尽くしていきたい」とあいさつした。

 式の終了後、記者団に対し、「国がこう言っているからとか前例にとらわれる時代ではない。現場や地域の実情を踏まえて柔軟に対応しなければならない。この考えは職員時代から変わらない」と述べた。3月末に県庁を定年退職後、県内を歩いていたと言い「新型コロナの影響もあって地域の元気がないと感じた。しっかり盛り上げていければ」と意欲を見せた。

 南里氏は1984年、県庁に入庁し、経営支援本部職員課長や総務部副部長、産業労働部副部長などを歴任した。九州新幹線長崎ルートの整備方式を巡る議論では、地域交流部長として国土交通省との「幅広い協議」に臨んだ。

 副知事は坂本洋介氏との2人体制を維持する。業務は南里氏が小林万里子前副知事の担当を引き継ぎ、九州電力玄海原発への対応に加え、総務部、文化・スポーツ交流局、県民環境部、健康福祉部、男女参画・こども局を担当する。農林水産部は分けて受け持つ。(栗林賢)

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