駅舎を清掃し、座布団や花のプランターを贈った牛津高家庭クラブの生徒たち=小城市のJR牛津駅

 小城市の牛津高の生徒たちが9日、最寄りのJR牛津駅を清掃し、駅舎を彩る花苗のプランター6個を設置した。列車通学で駅を利用している生徒が多く、感謝を込めて待合室のベンチに置く座布団も作り、施設を所有する市に贈った。

 待合室には今春、鹿島市の音楽家(故人)の遺族から譲り受けたピアノが設置され、市民有志が演奏会を開くなど活用している。次回のコンサートは11日に開かれる予定で、気持ち良く施設を利用してもらおうと、地域との交流活動に取り組む同校家庭クラブの1~3年生約30人が放課後、作業に励んだ。

 座布団には、家庭クラブで保全活動を続けている牛尾山(小城町)の梅とオリーブで染めた布などを使った。服飾デザイン科の3年生32人が休み時間も利用して8枚を作り、現地で江里口秀次市長に手渡した。

 家庭クラブの代表で、同科3年の宮島好咲(みさき)さんは「待合室が憩いの場所になっていることに魅力を感じている。牛津駅は私たちにとっても愛着があり、みんなでできることがないかと考えて取り組んだ」と話した。(谷口大輔)

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 次回のピアノコンサートは11日午後2時から。佐賀市のノリ漁師で、フランツ・リストの難曲「ラ・カンパネラ」を弾く徳永義昭さんや牛津高の生徒らが演奏する。入場無料。実行委員会はJRなどの公共交通機関で来場するか、車の場合は牛津公民館の駐車場の利用を呼び掛けている。

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