非常用発電機の製造過程を見学する唐津工業高3年生たち=唐津市千々賀のニシハツ

 唐津工業高の生徒が7日、唐津市千々賀にある非常用発電機の製造販売会社ニシハツの工場を見学した。全国的に自然災害が多発する中で非常用発電機の需要は高まっており、生徒たちは製造過程の説明を通して危機管理の重要さを学んだ。

 生徒が新技術の現状に触れるとともに、国内有数の地元企業を知って就職の選択肢に入れてもらおうと、同校が企画した。機械科の3年生と電気科1年生の各40人が訪れた。

 山口浩寿常務が国内シェア2位で売上高は95億円に上り、従業員200人のうち唐津工高卒業生が2割を占めると紹介した。生活に欠かせない電気を非常時にも確保するため、役所や警察、消防、養鶏場・養殖場のほか、避難場所となる道の駅やコンビニにも非常用発電機の設置が増えていると説明した。

 生徒たちは3班に分かれ、板金機械加工や溶接、塗装、配線、組み立て、検査の工程を見て回った。3年生の末永脩さんは「実際に働いている人たちは生き生きとしていた。災害が多いので今後役に立つ製品であり、客に渡す前に正常に動くか確かめる性能検査が興味深かった」と感想を語った。(辻村圭介)

このエントリーをはてなブックマークに追加