杵島郡福富町(現白石町)出身で、青年海外協力隊の創設など戦後の青少年育成に携わり、民間の立場から沖縄、北方領土それぞれの返還運動をけん引した末次一郎氏(1922~2001年)が亡くなって20年。その功績について、生前交流のあった政治学者ロバート・D・エルドリッヂ氏に寄稿してもらった。