チーム再建に向けたこれまでの歩みを語る福本正幸チームディレクター=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀経済同友会の例会が2日、佐賀市のグランデはがくれで開かれ、ラグビー・トップリーグ(TL)神戸製鋼の福本正幸チームディレクター(53)が「チーム再建」をテーマに講演した。リーグで長年優勝から遠ざかっていたチームの立て直しを図り、飛躍を遂げた軌跡を紹介した。

 神戸製鋼はTL初年度の2003~04年シーズンに頂点に立って以降は無冠が続いたが、18年に優勝した。福本さんは「(優勝は)総監督に世界屈指の指導者を招へいできたことが大きい。そこから有望選手の加入やポジション争いの激化につながった」と解説した。

 昨季からユニホームに入った神戸製鋼所の高炉に関し、「阪神大震災からわずか2カ月半で再稼働にこぎつけた復興のシンボルといえる存在」と説明した。その上で、「これまでの歴史や文化を理解することで愛着やプライドが生まれる」と会社への帰属意識を高める大切さを強調した。

 例会にはオンライン参加を含めて会員約40人が出席した。講演後には佐賀市の佐賀新聞社を訪れ、来年1月に開幕を予定している新リーグなどについて語った。(井手一希)

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