長崎街道かんざき宿場まつりの意見を出し合う参加者=神埼市の神幸館

祭りを盛り上げるための意見を出し合う高校生ら=神埼市の神幸館

 神埼市の夏祭り「長崎街道かんざき宿場まつり」の魅力づくりを考えるワークショップが6日、市内の神幸館であった。新型コロナウイルスの影響で2年連続中止になっていて、来年の開催に向けて地域住民や西九州大の学生、神埼高の生徒ら約20人がまつりを盛り上げるアイデアなどを出し合った。

 まつりは1995年から続き、毎年1万人ほどが集まって夏の風物詩になっている。同時開催の歩行者天国夜市は今年が40回の節目を迎える予定だった。実行委員会はまつりに関わる人たちのつながりを維持するとともに、コロナ禍であってもにぎわいを創出する思いを込め、ポスターやTシャツを作るなどしてもり立てるプロジェクトを展開する。その一環でワークショップを開いた。

 参加者はまつりの思い出や神埼の好きなところ、来年に期待することなどについて意見を出し合った。「子どもでも夜遅くまで遊べて、大人は息抜きできる」、「いつもと変わらない雰囲気をまた味わいたい」などの声も上がった。

 集まった意見やアイデアを精査し、今後まつりのコンセプトやスローガンをまとめる。実行委員長の田原義隆さん(64)は「来年こそ中止になった2年分も楽しんでもらいたい。『やっぱり良かった』と言ってもらえるまつりにしたい」と話した。事務局の吉原俊樹さん(58)は「今までのまつりを振り返って、もう一度つないでいくきっかけになれば」と願った。(森田夏穂)

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