路側帯が狭く、車の後ろで信号待ちする中学生を確認する関係者=小城市小城町

 佐賀県警は9日までに、通学路の緊急点検や交通指導取り締まりを実施した。千葉県八街市の市道でトラックが小学生の列に突っ込み5人が死傷した事故を受けた取り組みで、学校関係者や道路を管理する自治体職員らと合同で行い、安全な通学路の整備につなげる。

 菅義偉首相が、道路の総点検と緊急対策を指示したことなどを受けて実施した。八街市の現場は、幅約7メートルの直線道路で見通しがいい一方、歩道やガードレールはなく、近隣の大型商業施設に向かう乗用車の抜け道になっていたという。

 点検は9日、登校時間の午前7時ごろから県内10カ所で行った。このうち小城市では、市職員ら約10人が小城町畑田の市道を確認。国道203号の渋滞を避けようと「抜け道」として利用したり、狭い路側帯の影響で中央線をはみ出したりする車両もあった。

 小城署の廣瀬浩平交通課長は「関係機関で相互に危険箇所の情報を共有し、安全な通学路づくりに向けて話し合いを進めていきたい」と話した。

 7日には、県内20カ所の通学路で取り締まりを実施した。午前7時からの約2時間で90件を摘発し、通行禁止違反70件が最多だった。県警交通企画課によると、県内で今年、登下校中に事故に巻き込まれた小学生は5人(5月末現在)で、全員歩行中だったという。(松岡蒼大)  

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