開花を始めたリュウゼツランと、管理してきた小栁さん。高い花茎が5月からぐんぐん伸びた=みやき町白壁

黄色い花を咲かせたリュウゼツラン

 みやき町白壁の江﨑元子さん宅のリュウゼツランが開花した。1本の花茎が約10メートルも伸び、近所に住む姉の小栁フサ子さん(79)は「およそ50年育てていて、初めてのこと」と驚いている。

 小栁さんは江﨑さん宅が実家で、鉢植えの時から管理し、1980年ごろに地植えしたという。肥料なしで大きく育ち、葉を茂らせていた。5月初め、葉の間の花茎を見つけ、「アスパラガスが出てる」と話していたら、ぐんぐん伸びた。つぼみらしきものを付けた後、7月初め、黄色い花を咲かせ始めた。

 リュウゼツランはメキシコなどに自生し、蒸留酒の原料として知られる。数十年に1度花を咲かせ、実を付けた後は枯れるという。コロナ禍、東京五輪の年の開花に、小栁さんらは「新型コロナの“劇薬”になってくれればね」と話す。(樋渡光憲)

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