富久千代酒造が築200年の伝統的な家屋を改修して開業した「御宿 富久千代」=鹿島市浜町の酒蔵通り(提供写真)

「さまざまな食材との出会いを楽しみながら、お客さまに喜んでもらえるような食体験を届ける」と話す料理長の西村卓馬さん(右)。レストランのみ(夕食)の利用もできる

1日1組限定の宿「御宿 富久千代」のベッドルーム。和のしつらえで落ち着いた空間になっている

「御宿 富久千代」のライブラリースペース

 国際的なワイン品評会で「チャンピオン・サケ」の称号を獲得したことがある日本酒「鍋島」の蔵元、富久千代酒造(鹿島市)が、かやぶき屋根の家屋を改修した宿「御宿 富久千代」を開業しました。町家などの風情を残した鹿島市浜町の通りで“1棟貸し”の営業を行います。料理長が腕をふるう和食料理とお酒を堪能することができます。

 郷土料理を提供するレストラン付きの宿「オーベルジュ」の形態での営業です。東京で「三つ星」を獲得する日本料理店で腕を磨いた西村卓馬さん(28)=福岡県出身=が料理長を務めます。6席だけのカウンターで夕食のみの利用(完全予約制)も受け付け、旬の食材を生かしたコースを唐津焼や有田焼などのこだわりの器で提供します。

 宿泊は1日1組(最大4人)。客室には2つのベッドルーム、読書を楽しめるライブラリースペースや茶室があり、蔵見学も楽しめます。総支配人の飯盛理絵さんは「『鍋島』をはじめ、魅力ある地域の食やまちなみを味わってもらいたい。酒蔵ならではのもてなしができれば」と話します。

 夕食のみプランは2万2千円、宿泊は1泊2食付き5万5千円で詳細はホームページから確認できます。(中島幸毅)

DATA

[住]鹿島市浜町乙2420番地1

[電]0954-60-4668

[時]レストランは17時~22時(予約利用のみ)

[休]水、木曜

[IG]onyadofukuchiyo

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