玄海原発3号機(手前)と4号機=佐賀県東松浦郡玄海町

 「なぜこのような主張をしたのか理解できない」。九州電力の主張を退けた原子力規制委員会の定例会合で7日、更田豊志委員長は九電の姿勢に苦言を呈した。

 規制委は4月に新規制基準を改正した。新たな評価手法で耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)に影響があると確認されれば、再稼働済みの原発でも審査を受け直し、改正基準の施行後3年以内に適合するよう求めた。九電側は、新たな評価手法でも基準地震動の変更は必要ないとする意見書を規制委に提出していた。

 7日の定例会合で更田委員長は、九電の意見書提出について「『認められないだろうけど、一応言ってみた』ということなのか。極めて不思議だ」と疑問視し、「許可の審査自体を理解していないと言えばあれだが、なめられたもんだなと思う」と不快感を示した。(山口貴由)

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