原子力規制委員会は7日の定例会合で、九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)について、新規制基準改正に基づき再審査が必要と正式決定した。再審査は不要とする九電の主張を退けた。九電は「現時点で原発の運転に影響はなく、構内の各施設の変更工事は生じないと考えている」としており、再審査の準備を進める。

 4月の基準改正で盛り込まれた新たな評価手法では、断層などの痕跡が地表に現れない「未知の震源」による地震についても対象に加えた。

 6月18日の規制委員会の会合で九電は、新たに評価した揺れの強さは現行評価を下回ると説明していたが、規制委側は上回っている部分もあるとして「基準地震動の変更は不要とは認められない」との見解を示していた。この日の定例会合で審議し、九電の主張を退けることを正式決定した。

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