大規模災害にも対応する高機能消防指令センター。免震床となっている=佐賀市兵庫北

佐賀広域消防局、佐賀消防署の新庁舎=佐賀市兵庫北

落成式でテープカットをする秀島敏行連合長(右から2人目)ら関係者=佐賀市兵庫北の佐賀広域消防局

個室化された仮眠室

 佐賀広域消防局と佐賀消防署の新庁舎(佐賀市兵庫北)の落成式が6日、開かれた。最新技術を駆使したシステムを導入していて、自然災害の大規模化や高齢化に伴って高まる救急のニーズなどに対応する。

 新庁舎は鉄筋コンクリート造り4階建てで、延べ床面積が旧庁舎の2倍超の約7千平方メートル。1階が防災学習広場、2階は佐賀消防署、3階は高機能消防指令センター、4階は消防局となる。これまで大部屋だった仮眠室を個室にした。総事業費約は33億6千万円。

 指令センターは通報を受ける指令台が7席ある。災害時は最大14席まで増やし、相次ぐ通報に対応する。大型表示板は通報者、要救助者に関する情報や消防車両の出動状況が把握できる。ドローンや防災ヘリ、スマートフォンで撮影した現場の動画をリアルタイムで映す機能も加わった。

 落成式には関係市町長らが出席し、テープカットなどを行った。佐賀中部広域連合長の秀島敏行佐賀市長は「毎年のように大雨警報が出て土砂災害が激甚化する中、迅速な対応が求められる。消防団や自主防災組織と連携し、安心して暮らせる地域づくりに全力で取り組もう」と述べた。(大田浩司)

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